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津蔵坂あけび

アンソロ企画第1弾 ホラーアンソロジー 売上ご報告

 私、津蔵坂あけび主催・監修のアンソロ企画第一弾として、ホラーアンソロジーを刊行いたしました。

※リンクはBOOTHに繋がります。


寄稿者、協力者一覧:

イラスト)「めろんきらい」さん

作品)「牧田紗矢乃」さん、「斉賀朗数」さん、「朧塚」さん、「淡月悠生」さん、「四葉美亜」さん、「霧内杳」さん、「恐怖院怨念」さん、「KAIN」さん、「真波馨」さん、「天童美智佳」さん、「玄武聡一郎」さん


 

 今回、アンソロジーの監修を初めて務めました。

 普段、自分の小説を同人本にすることはあったのですが、他の作者の方々の作品も一緒に収録するのは初めてでかなり緊張しました。

 テキレボEXで配布し、今回合計7冊のお買い上げが決まりました。

 ご購入くださった皆様そして、改めまして作品を寄稿してくださった皆様に感謝の言葉を申し上げます。

 購入した方々のお手元に届くのは、6月中旬の見込みです。

 それと並行して、寄稿して下さった方々への献本作業を進めます。


 

 以下、本誌に掲載したあとがきの引用です。


 ジャンルをホラーとしたのは、私のフォロワーさんの中の文フリ界隈で、あまりホラーのアンソロジーを刊行されている方がいらっしゃらないな、と思っておりまして。「愉怪屋杯」のアンソロジー本とかはあるんですけどね。

 ホラーって正直人を選ぶジャンルです。怖いですし(笑)。でもそれだけ展開やヴィジュアルにバリエーションが多いジャンルじゃないかなと思っております。

 監修では、人選から作品にバリエーションが出るように拘りました。書きあがった作品も幽霊が出てくる正統派ホラー(牧田さんの「オタンジョウビサマ」、斉賀さんの「入れ子」、そして私の「ひょっとしたら彼女は――」)、猟奇的で残虐な行為が行われるサイコホラー(朧塚さんの「『残酷な童話』」、KAINさんの「僕と彼女の閉ざされた世界」、天童さんの「赤い絵筆」)、ゾンビなどの異形が出てくる幻想ホラー(淡月さんの「Er war verdorben」、美亜さんの「鳥居の先」、玄武さんの「蛇香遺品店 ~少女A:スマホと指(第二関節まで)~」)、不条理な展開に慄く不条理ホラー(霧内さんの「形見の眼鏡」)、ひどいことをした人が、ひどい目に合う因果応報モノ(怨念さんの「少女の呪いは蜜の味」、真波さんの「舌切り娘」)と、非常にバリエーション豊かなものとなりました。

 メンバーも非常に豪華です。玄武さんは書籍化作家さんですし。朧塚さんは怪談のライターの仕事もされていますし。もちろん他の方々も素晴らしい筆力を持った作家さん方で、今回、作者の皆様の作品を読むのが凄く楽しかったです。さて、読者の方々は、どの作品が一番怖かったでしょうか? 読み返してみると、また新しい発見があるかも知れませんよ。

 また、可愛くて怖くて素敵な表紙、そして十作品目、天童さんの「赤い絵筆」の中表紙は、「めろんきらい」さんという方に担当していただきました。構図の指定等は私が簡単にしたんですけど、非常に素敵な仕上がりで大満足です。こちらに、めろんきらいさんのホームページリンクをQRコードで載せておきますので気になった方は覗いてみてください。

 そして、私が監修するアンソロジーですが、既に次回が決まっております。次は、明治~昭和時代が舞台となるレトロアンソロを企画しております。二〇二〇年十月頃の刊行を目指しておりますので、次回もお付き合いいただければ幸いです。

 最後に、本アンソロの印刷にご協力いただきました「同人誌印刷所おたクラブ」さん(こちらもQRコードを載せております)、素敵なイラストを描いていただいた「めろんきらい」さん、作品を寄稿いただきました「牧田紗矢乃」さん、「斉賀朗数」さん、「朧塚」さん、「淡月悠生」さん、「四葉美亜」さん、「霧内杳」さん、「恐怖院怨念」さん、「KAIN」さん、「真波馨」さん、「天童美智佳」さん、「玄武聡一郎」さんに感謝の言葉をここで述べさせていただきます。ありがとうございます。

 それでは、次回、レトロアンソロでお会いしましょう。

  二〇二〇年五月十六日、津蔵坂あけび



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